【株式市場】NYダウ続伸など好感し日経平均は6ヵ月ぶりの高値に進み本日上場のJR九州は好調に発車

株式

◆日経平均の前引けは1万7341円15銭(106円73銭高)、TOPIXは1375.76ポイント(8.15ポイント高)、出来高概算(東証1部)9億1163万株

チャート11 10月25日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの続伸と円安基調などが好感され、自動車株の中で輸出比率の高いマツダ<7261>(東1)などが堅調となり、日経平均は10時頃に138円48銭高(1万7372円90銭)まで上げて2016年4月28日以来、ほぼ6ヵ月ぶりの高値に進んだ。前引けも106円73銭高(1万7341円15銭)だった。主な株価指数では東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均が小安い。

 大成建設<1801>(東1)が業績予想の増額などを買い材料に出直りを強め、キーコーヒー<2594>(東1)も第2四半期の2ケタ増益と通期予想の増額が好感されて活況高。日本鋳鉄管<5612>(東1)は増額発表に加え水道事業の規制緩和期待などがあり大幅続伸。Jストリーム<4308>(東マ)は引き続きテレビ番組をインターネットでも同時配信する「ネット同時配信」への期待などが言われてストップ高。

 25日、上場となったJR九州(九州旅客鉄道)<9142>(東1・売買単位100株)は9時36分に公開価格を19%上回る3100円で売買が成立し初値をつけた。その後、10時にかけては3120円まで上げて売買をこなし、前引けは2922円。

 東証1部の出来高概算は9億1163万株、売買代金は1兆689億円。1部上場1986銘柄のうち、値上がり銘柄数は1164銘柄、値下がり銘柄数は660銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、輸送用機器、保険、ゴム製品、その他金融、証券・商品先物、電力・ガス、ガラス・土石、などとなっている。

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