市進ホールディングスは「決算説明資料」など好感され9年ぶりの500円台

株式市場 銘柄

■目先は「大台固め」の見方あるが学研HDとの提携拡大などに期待強い

 市進ホールディングス<4645>(JQS・売買単位100株)は2日の後場も500円(31円高)台で強い始まりとなり、2007年7月以来9年ぶりの500円台となっている。第2四半期の決算発表は約3週間前の10月14日だったが、その「決算説明資料」を10月28日付でホームページにアップ。世間では少子化が言われる中で同社の「年代別生徒数」は各年代とも増勢が続いたことなどが好感されている。

 9年ぶりの500円台となったため、目先的には大台乗せの直後に特有の「大台固め」に転じるとの見方がある。しかし、中期的には、学研ホールディングス(学研HD)<9470>(東1)との提携拡大による事業領域の拡大などが注目され、幼児教育、江戸カルチャーセンター(日本語学校)、市進アシスト(障がい者雇用の促進)などは政策にも乗る事業展開として期待されている。

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