東京電力は昨日のストップ高に続き4日続伸で始まる

株式市場 銘柄

■政府の支援姿勢が強まり買い安心感が広がるとの見方

 東京電力ホールディングス<9501>(東1・売買単位100株)は9日朝、551円(14円高)で始まり、昨日のストップ高に続き4日続伸基調となった。昨日は政府の融資拡大観測などが伝えられて午後一段高となり、今朝は、福島第1原子力発電所の廃炉や賠償などの費用について、「一部を電力自由化で参入した新電力との共同負担に切り替える」(日本経済新聞9日付朝刊)などと伝えられ、好感された。

 市場関係者の間では、「抱える課題が大きいため廃業や解散は考えられず、つぶせない点で買い安心感がある」「政府の姿勢が支援を強める形になってきたため買い安心感が出てきた」といった声がある。値幅妙味がともなってきたため回転売買の資金も増加しているという。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る