【銘柄フラッシュ】アイフリークモバイルが急伸し本日上場のティビィシィ・スキヤツトは買い気配のまま初値つかず

銘柄

 27日は、東証1部の値上がり率1位(上場投信を除く)が東京個別指導学院<4745>(東1)となり、12月9日に第3四半期の新規入会者数・在籍生徒数を発表し、その前日から動意を強めて上昇ピッチが鋭角化する形で本日は8.7%高。目先的には、ひと相場の仕上げによく見受けられるような、溜まっていたエネルギーを放出するような上げが遂に到来したとの見方も。

 2位はシーティーエス<4345>(東1)の6.3%高となり、東京五輪の競技施設がおおかた決着したため工事関係の出番とされて5日続伸の高値更新。3位はU-NEXT<9418>(東1)の6.1%高となり、今年は年末から来年初の休日が短いため家でのレジャーが活発化し映像配信や音楽配信の需要増が見込めるとの見方があり出直り拡大。小野薬品工業<4528>(東1)は超高額新薬「オプジーボ」の薬価引き下げの影響一巡とされて一段ジリ高の5.8%高。
 
 27日新規上場となったティビィシィ・スキヤツト<3974>(JQS・売買単位100株)は買い気配のまま上げる場合の本日上限値段3220円(公開価格1400円の2.3倍)に達したまま初値がつかなかった。

 富士通コンポーネント<6719>(東2)は最新製品のリレー(継電器)開発などを好感した急伸相場が再燃とされて急反発の12.7%高。アルデプロ<8925>(東2)は四半期決算の発表が好感されて2段上げ相場が始まりチャートの形がいいとの見方も言われて三段上げに突入し8.0%高。櫻島埠頭<9353>(東2)はカジノ解禁となり統合型リゾートの誘致に大阪市が熱心なことなどが思惑を呼んでいるとされて6.8%高。

 12月16日上場のシンシア<7782>(東マ)は業績好調で師走相場に乗りやすい軽量株とされて15.9%高となり高値を更新。21日上場のグレイステクノロジー<6541>(東マ)は初めて値上がりし14.2%高と急反発。グランディーズ<3261>(東マ)は26日に業績・配当予想の増額を発表し大幅続伸の6.9%高。

 アイフリークモバイル<3845>(JQS)は中国最大級の映像・VR会社との提携事業で最新のVR・映像コンテンツを来年1月に「ウェアラブルEXPO」で公開とされてストップ高の28.9%高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)はKDDI<9433>(東1)が生体認証技術などで提携した企業に出資しているとされて思惑が広がり22.6%高となった。

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