アピックヤマダは半導体業界の動向など材料視され6日続伸基調

半導体

■業績が再び回復傾向を強める

 半導体製造装置などのアピックヤマダ<6300>(東2)は24日、10時にかけて14%高の477円(57円高)まで上げて6日続伸基調となり、4日続けて昨年来の高値を更新した。日本半導体製造装置協会が20日発表した半導体製造装置のBBレシオ(受注額÷販売額)が好調だったことが好感されているほか、この発表以前から、東芝<6502>(東1)の半導体事業の分社化観測を受けて憶測を巡らせる動きもあるようで、思惑買いが活発化しているとの見方も出ている。

 業績は2015年3月期に完全黒字化して16年3月期は回復一服の印象だったが、17年3月期は再び増勢基調を強める見通し。PERは19倍前後のため割高・割安についての受け止め方は分かれるようだが、株式需給と値値動きのトレンドは良好との見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る