カーリットホールディングスの子会社東洋発條工業は300tサーボプレス機を導入

■複雑で難易度の高い加工や、大型サイズの部品の製造が可能

 カーリットホールディングス<4275>(東1)の子会社東洋発條工業(東京都葛飾区)では、300tサーボプレス機を導入した。

 東洋発條工業は昭和12年に設立され、現在建設機械及び自動車向けの金属加工部品の製造・販売を手掛ける。茨城県内に2箇所の製造拠点を保有している。

 同機の導入により、速度や加圧力を細かく設定できるサーボプレスの特性が発揮され、より複雑で難易度の高い加工や、大型サイズの部品の製造が可能となる。例えば、自動車の駆動部に使用される部品や、より精密性の要求される部品などが挙げられる。同社では、現行製品との差別化製品として拡販することで、2~3億円の増収を目指すとしており、新たな事業の柱にする計画である。

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サーボプレス機外観

 

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始動式集合写真

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