【業績でみる株価】桑山は17年3月期第3四半期累計大幅増益で通期利益予想を超過達成

 ジュエリー製造国内最大手の桑山<7889>(JQ)は9日、99円高(14.45%高)の784円まで上げて5日続伸し高値を更新した。ジャスダックの値上がり率は第9位。終値は48円高(7.01%高)の733円。2月8日発表した17年3月期第3四半期累計連結業績は大幅増益だった。通期予想を据え置いたが利益は超過達成している。通期の利益予想は増額の可能性が高いだろう。株価は昨年来高値更新の展開となった。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

 17年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.2%減の276億09百万円だが、営業利益が同93.5%増の14億73百万円、経常利益が同2.0倍の13億70百万円、純利益が同99.6%増の9億11百万円と大幅増益だった。

 タイ製造拠点の増床による製造能力の増強などで国内事業が伸長した。海外市場では当期稼働した中国第2工場となる広州工場を加えて製造能力増強で、より収益性の高いブライダル市場や高級ファッションジュエリー市場への深耕が進んだ。利益面では貴金属地金相場下落のヘッジ対策を強化して、前期発生した地金製品販売差損や期末在庫評価損が一巡したことも寄与した。

 通期予想は据え置いて売上高が16年3月期比3.9%増の400億円、営業利益が同32.7%増の14億円、経常利益が同51.5%増の12億50百万円、純利益が同45.3%増の7億45百万円としている。ただし通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が69.0%、営業利益が105.2%、経常利益が109.6%、純利益が122.3%で、利益は通期予想を超過達成している。通期の利益予想は増額の可能性が高いだろう。

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