マイネットはストップ高、初の連結決算が好調で事業領域の拡大など期待

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■テクニカル観測では「N字波動」を当てはめ2段上げ相場を見込む様子も

 スマートフォンゲームを仕入れてバリューアップしながら運営するマイネット<3928>(東マ)は14日、10時30分頃からストップ高の4295円(700円高)で売買をこなし、2月1日につけた上場来の高値5090円に向けて大きく出直っている。13日の取引終了後に2016年12月期の連結決算を発表し、連結業績は初のため前期比は機械的な比較になるが、売上高は前期の2.3倍に、営業利益は同じく3.4倍になるなど大幅に拡大したため注目が再燃している。テクニカル観測では「N字波動」を当てはめると2段上げ相場に発展し6300円どころが展望できるとの見方がある。

 同社グループは、既にリリースされたスマートフォンゲームを買取や協業を通じて仕入れて、そのスマートフォンゲームをバリューアップしながら運営を行うゲームサービス事業を行う。今期は、2月13日にはマーケティング関連の事業を展開する株式会社ネクストマーケティングを設立する予定であるなど、事業領域の拡大を推進。業績見通しは「将来予測が難しいビジネスモデル」(決算短信より)ということで明らかにしないが、ゲーム関連株の中で類似銘柄が見当たらない分、注目度も高くなる傾向があるようだ。(HC)

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