サイネックスの出直り急、「地方創生」関連株で調整一巡感が強まり再び人気化

■『わが街NAVI』の共同展開ハイピッチで進む様子

 サイネックス<2376>(東証スタンダード)は10月15日、5%高の825円(42円高)まで上げた後も820円台で売買され、2日続伸基調で約半月前につけた戻り高値900円に向けて出直っている。官民協働事業として展開するデジタルサイネージ『わが街NAVI』が主事業で、石破新内閣の「地方創生」関連株。9月下旬に急伸したあとの調整に一巡感が広がり、全体相場が強いこともあり再び買いが入ってきたとみられている。

 デジタルサイネージ『わが街NAVI』については、10月9日だけでも姶良市(鹿児島県)、糸島市(福岡県)、佐伯市(大分県)の3自治体との共同展開を発表し、協業がハイピッチで進んでいる様子だ。株価は、石破氏が自民党の新総裁に選出された9月27日に一時12%高(90円高の815円)と大きく上げ、翌日も一段高となり900円に乗った。その後は売買交錯から反落に転じたが、10月11日にかけては移動平均の水準まで値を消し、調整一巡感が広がったようだ。全体相場が強(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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