【銘柄フラッシュ】オハラなど急伸しUSENにTOBのU-NEXTは2日連続ストップ高

銘柄

 15日は、フジ・コーポレーション<7605>(東1)が14日の株主優待拡充の発表などを好感して17.2%高となり、年初来の高値を更新して東証1部銘柄の値上がり率1位。U-NEXT<9418>(東1)は引き続きUSEN<4842>(JQS)へのTOB(公開買付)などを材料に2日連続ストップ高の16.8%高となり東証1部の値上がり率2位。RS Technologies(アールエステクノロジーズ)<3445>(東1)は14日に発表した四半期決算と通期予想の増額が好感されて14.8%高となり東証1部の値上がり率3位。

 オハラ<5218>(東1)は10月決算のためこのところの四半期決算発表ラッシュは無縁だが、上位株主のセイコーホールディングス<8050>(東1)が急伸したため連想買いが増加とされて一時23.2%高となり大引けも10.6%高。イーレックス<9517>(東1)は14日発表の第3四半期決算が大幅増益となり、通期見通しを増額修正した上、株式分割も発表したため材料テンコ盛りとなり一時14.4%高まで上げて大引けは6.3%高。

 ダイヤモンド電機<6895>(東2)は14日の四半期決算発表とともに通期の業績予想を増額しストップ高の17.5%高。昭和化学工業<4990>(東2)は13日発表の四半期決算を見直す動きとされて急反発の11.3%高となり年初来の高値。アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は14日発表の12月決算と今期見通しなどが好感されて8.6%高。ジュンテンドー<9835>(東2)は山陰・山陽地区のホームセンター大手で記録的な豪雪を材料視する動きあり5.0%高程度だが連日高値。

 エルテス<3967>(東マ)は最高益基調の好業績にAI(人工知能)関連事業への展開が言われて14.7%高となり上場来の高値。クロス・マーケティング<3675>(東マ)は前12月決算が予想を上回り今期モ続伸の見通しを開示したため注目強まり13.9%高。マルマエ<6264>(東マ)は2月11日に発表した1月の受注残高が引き続き好感されて11.5%高の高値更新。農業総合研究所<3541>(東マ)は好決算を再評価の動きとされて10.0%高となり高値を更新。

 野村マイクロ・サイエンス<6254>(JQS)は第3四半期の業績が好調で3月通期の業績予想・配当予想を大幅増額したことなどが言われ大引けまで買い気配のままストップ高の23.3%高。YKT<2693>(JQS)は15日に12月決算を発表の予定で1月下旬に予想を増額したため期待が強まり16.2%高と急伸。オールアバウト<2454>(JQS)は2月9日発表の四半期決算が黒字転換し、翌日ストップ高を含む急伸相場が再燃とされて11.1%高と高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る