イノベーションは高進ちょく率など注目され下値固まる動き

株式市場 銘柄

■上場2カ月、まだ「会社四季報」などに載らないため地味だが大幅増益の見込み

 BtoB(企業間)マーケティング支援などのイノベーション<3970>(東マ)は17日、10時を過ぎて5800円(170円安)前後で推移し、1月の5340円を安値に下値を固める展開となっている。

 2016年12月に上場し、まだ「会社四季報」「会社情報」に採り上げられていないため地味な銘柄だが、「法人営業の新しいスタイルを創造する」事業に集中し、「オンラインメディア事業」「セールスクラウド事業」を主事業に成長している。

 第3四半期決算(2016年4~12月、非連結)は売上高が9億700万円となり、上場時に発表した今3月期の予想11億6400万円の78%を確保した。営業利益は1億1500万円となり同じく82%を確保し、経常利益は1億3900万円となり同じく87%を確保するなど、進ちょく率の高さが注目されている。今3月期の予想純利益は前期の1300万円から10倍近く急増して1.21億円、1株利益は163円30銭を計画している。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る