地域新聞社は全体相場の下げに逆行高、第2四半期好調で出直り強める

株式市場 銘柄

■売上高が伸び悩んだものの費用が想定内で収益は上回る

 地域新聞社<2164>(東マ)は4日の後場、上値を指向する展開になり、14時30分過ぎに5%高の480円(23円高)まで上昇。3日発表の第2四半期決算(2016年9月~17年2月)が好感され、全体相場の下げに逆行高となっている。

 第2四半期の連結売上高(16年9月~17年2月累計)は、売上高が伸び悩んだものの費用が想定内で収益は上回った。前年同期比3.2%増加し、各利益とも前年同期に続いて赤字だったが、最終赤字は前年同期の1.36億円から0.93億円へと大きく改善した。

 特色のひとつである折込チラシ配布については、大手新聞紙の購読率低下を受けて取引顧客が増加するとともに、地図情報システムを活用したサービスに引き合いが増加している。 (HC)

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