コスモスイニシアが一段高、『陽線包み足』を四半期決算発表後に示現しテクニカル妙味

■強気のシグナルが現れたとみることができるもよう

 コスモスイニシア<8844>(東証スタンダード)は2月18日、一段高となり、後場10%高の1020円(91円高)まで上げて昨年来の高値1028円(2024年1月10日)に迫っている。2月7日に発表した第3四半期決算が大幅増益だった上、翌取引日・10日の株価が長大な『陽線包み足』を示現したため、チャート観測からもテクニカル妙味が強まったとの見方が出ている。

 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/連結)は、売上高が前年同期比13%増加し、営業利益は2.2倍だった。通期予想は据え置き、増額修正しなかった。翌取引日の株価は30円安の893円で始まったものの、次第に切り返して終値は12円高の935円で終了。陽線の翌日により長大な陽線が「包み足」の形で現れたため、テクニカル的に強気のシグナルが現れたとみることができるもよう。チャート観測には色々な読み方があるものの、注目を強める様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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