ナガイレーベンの第2四半期は主力のヘルスケアウェアの更新物件の確実な受注もあり過去最高の売上

■売上高総利益率は前年同期比1.9ポイントのアップ

 ナガイレーベン<7447>(東1)の今期17年8月期第2四半期は、主力のヘルスケアウェアの更新物件の確実な受注と新規物件の獲得及び患者ウェアの好調な推移により過去最高の売上となった。売上高総利益率は、高付加価値商品の販売推進、国内生産から海外生産へのシフト化および為替予約による為替変動の平準化により、前年同期比1.9ポイントアップの47.6%と利益率の改善が進んだことにより、2ケタの増益となった。

 第2四半期連結業績は、売上高71億49百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益19億32百万円(同13.0%増)、経常利益20億07百万円(同17.9%増)、純利益13億80百万円(同22.8%増)となった。

 通期連結業績に対する進捗率は、売上高42.0%(前年同期42.0%)、営業利益37.8%(同34.5%)、経常利益39.0%(同34.5%)、純利益39.1%(同34.4%)となっている。売上高の進捗率は前期並みだが、利益面での進捗率は今期が高いことから上振れが期待できる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る