ホクリヨウは第2四半期、通期業績予想と期末配当の上方修正を発表

■鶏卵価格が前期より下がったものの、同社の計画を上回る水準であったことに加え、販売量も計画比で1%程度増加

 ホクリヨウ<1384>(東1)は13日引け後、第2四半期、通期業績予想と期末配当の上方修正を発表した。

 17年8月期第2四半期連結業績は、当初予想を上回る結果となった。売上高は、前回予想を2億63百万円上回る77億51百万円(前回予想比3.5%増)、営業利益は2億50百万円上回る7億70百万円(同48.2%増)、経常利益は2億94百万円上回る8億50百万円(同53.1%増)、純利益は2億18百万円上回る5億73百万円(同61.6%増)と当初予想を利益面で大幅に上回った。

 上方修正となった要因は、鶏卵価格が前期より下がったものの、同社の計画を上回る水準であったことに加え、販売量も計画比で1%程度増加したことによる。

 第2四半期が当初計画を上回る結果となったことから、通期連結業績予想を上方修正することになった。

 今17年8月期通期連結業績予想の売上高は、前回予想を3億29百万円上回る157億94百万円(前回予想比2.1%増)、営業利益は1億70百万円上回る13億38百万円(同14.6%増)、経常利益は2億17百万円上回る14億45百万円(同17.7%増)、純利益は1億82百万円上回る9億74百万円(同23.1%増)を見込む。

 業績が当初予想を上回る見込みであることから、期末配当予想を当初の14円から15円とした。

 PBRは0.92倍と1倍を割り込んでいることから、株価の見直しが予想される。

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