新光電気工業は通期業績予想の利益面での大幅な上方修正を発表

■半導体製造装置向けのセラミック静電チャック等が好調に推移

 半導体パッケージ、リードフレーム大手の新光電気工業<6967>(東1)は21日、17年3月期業績予想の上方修正を発表した。

 17年3月期連結業績予想の売上高は、前回予想を22億円上回る1398億円(増減率1.6%増)、営業利益は20億円上回る32億円(同166.7%増)、経常利益は17億円上回る34億円(同100.0%増)、純利益は13億円上回る30億円(同76.5%増)となる見込み。

 第4四半期は、フリップチップタイプパッケージは、サーバー向け等の高付加価値品を中心に需要が底堅く推移し、半導体製造装置向けのセラミック静電チャック等が好調に推移したことから、収益面において想定を上回る見込みとなった。

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