クレスコはWatsonの導入を支援する新サービス「Minervae PoCKET」の販売を開始

■Watsonを本格的に導入する前に、概念検証を行うソリューション

 クレスコ<4674>(東1)は24日、AIの活用ノウハウを提供する新サービスブランド「Minervae(ミネルヴァ)」の立ち上げに合わせIBM Watsonの導入を支援する新サービス「Minervae PoCKET」の販売開始を発表した。

 「Minervae PoCKET」は、Watsonを本格的に導入する前に、概念検証を行うソリューション。顧客は「Minervae PoCKET」を通じて、Watsonの運用方法や適用範囲などの事前検証、教育データの作成を行うことが可能となる。

 同社は、15年7月、Watsonエコシステムプログラムにおける初期エコシステムパートナーに選定され、以降、AI関連事業において、Watsonを核としたシステムの開発支援を行っている。

 今回、新サービスブランド「Minervae」の立ち上げ、および「Minervae PoCKET」の販売開始を機に、AI活用市場の開拓、事業機会拡大を図るとともに、顧客のITソリューションパートナーとして、最先端技術を取込んだシステム開発を通じてデジタル変革の推進を支援する。

 Watsonは、膨大な情報を知見に変えるAIプラットフォームであることから、ビッグデータの時代にとっては必要不可欠なものといえるため、ニーズはますます高まるものと思われる。

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