日本鋳造は特別利益の計上と今期通期連結業績予想の上方修正を発表

■従来の見積金額と今回の見積金額の差額分1億51百万円を特別利益として計上

 日本鋳造<5609>(東1)は19日、特別利益の計上と今期通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 特別利益については、今期第3四半期において高濃度PCBコンデンサの廃棄処理契約について、軽減制度の適用による処理経費用の削減が見込めることとなったため従来の見積金額と今回の見積金額の差額分1億51百万円を特別利益として計上する。

 また、今期業績に関しては、売上高は、想定していた以上に出荷が進むと見込まれること、利益については橋梁部品において品種構成の改善と大型物件を中心に利益率が改善したことに加え、特別利益の計上により、当初予想を上回る見込みとなった。

 売上高は前回予想を5億円、営業利益は3億円、経常利益は3億円、純利益は3億10百万円上回る見込みとなったことから、上方修正の発表となった。

 その結果、今期18年3月期連結業績予想は、売上高130億円(前期比35.3%増)、営業利益8億円(前期△3億13百万円)、経常利益3億円(同△3億06百万円)、純利益3億10百万円(同△8億25百万円)と大幅増収増益で黒字転換を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る