【株式市場】NYダウの2日続落など影響し日経平均は一時71円安だが底堅くマザーズ指数などは高い

株式

◆日経平均の前引けは1万9916円85銭(63円05銭安)、TOPIXは1592.32ポイント(4.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億8291万株

チャート5 7日(水)前場の東京株式市場は、中東カタールの周辺国との国交問題などにより資源株が高い反面、NYダウの2日続落などが影響して自動車株などが軟調に推移し、日経平均は10時にかけて71円83銭安(1万9908円07銭)まで軟化した。ただ、昨6日に2万円の大台を割り込んだため、日銀が株価指数連動型のETF(上場投信)に買い介入を行う噂があり、前引けは63円05銭安(1万9916円85銭)と底堅かった。東証マザーズ指数と日経JQSDAQ平均は高い。

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1)が株主総会後の新体制で抜本的な経営改革案を策定と伝わり活況高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は次世代高速通信システム「5G」通信の展開加速報道が好感されて急伸。リミックスポイント<3825>(東マ)はビットコイン関連株人気が再燃とされて急反発のストップ高。インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)はサイバー犯罪対策を強化する政府方針などを背景にした期待が根強く再燃したとされ早速反発。

 東証1部の出来高概算は7億8291万株、売買代金は1兆461億円。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は898銘柄、値下がり銘柄数は944銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る