駅探は後場もストップ高続く、フジ・メディアHD系の旅行者向けWebメディアと提携

株式市場 銘柄

■1年近く続いた下値圏での一進一退相場を一気に抜け出す形に

 駅探<3646>(東マ)は23日、朝方ストップ高の786円(100円高)で売買されたまま後場も13時を過ぎてストップ高買い気配を続け、年初来の高値を大きく更新している。22日付で、国内最大級の訪日旅行者向けWebメディア、ジャパンインフォ(東京都渋谷区)との業務提携を発表し、期待されている。

 ジャパンインフォは、フジ・メディア・ホールディングス<4676>(東1)傘下で、訪日旅行者に特化した日本国内最大級のWebメディア「Japan Info」を運営。発表によると、「Japan Info」は、WebサイトのみならずFacebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)などのSNSにおいて非常にアクティブな媒体であり、とりわけFacebook上では50万ページいいね、月間最大2000万リーチ、50万アクションなどの実績を持っているという。

 駅探の業績は減益基調だが、株価は4月以降、持ち直しているため織り込み済みとの見方がある。やや大きく見ると1年近く続いた下値圏での一進一退相場を一気に抜け出す形になってきたため、過去の相場の後始末的な調整が終わり新たな相場が始まる兆しと見ることもできるようだ。(HC)

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