【業績でみる株価】小林産業は3月の年初来高値試す、17年10月期予想増額修正、さらに再増額余地

 建設用ボルト・ナットの首位商社である小林産業<8077>(東1)は、17年10月期第2四半期累計の営業利益が計画超の大幅増益となり、通期連結業績予想を増額修正している。そして再増額余地がありそうだ。株価は3月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年10月期第2四半期累計が計画超の大幅営業増益、通期予想を増額修正

 17年10月期第2四半期累計(11月~4月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.5%増の101億39百万円、営業利益が同2.5倍の2億48百万円、経常利益が同71.7%増の3億46百万円、純利益が同37.9%減の2億46百万円だった。

 計画に対して売上高は61百万円下回ったが、営業利益は68百万円、経常利益は66百万円、純利益は66百万円、それぞれ上回った。鋲螺部門において売上総利益率が想定以上に推移して各利益は計画を上回った。純利益は法人税等が増加して減益だったが、大幅営業・経常増益だった。

 通期連結業績予想については、売上高を1億円増額して16年10月期比7.0%増の206億円、営業利益を90百万円増額して同32.1%増の4億40百万円、経常利益を1億円増額して同24.3%増の6億60百万円、純利益を80百万円増額して同26.5%減の4億40百万円とした。

 修正後の通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が49.2%、営業利益が56.4%、経常利益が52.4%、純利益が55.9%である。通期予想に再増額余地がありそうだ。

■株価は3月の年初来高値に接近、好業績評価して上値試す

 なお1月27日に自己株式取得(取得株式総数の上限140万株、取得価額総額の上限3億80百万円、取得期間17年1月30日~17年10月31日)を発表している。

 株価は6月14日に308円まで上伸し、その後も300円近辺で推移して3月の年初来高値325円に接近している。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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