メディカル・データ・ビジョンが値上がり率上位、第2四半期好調で注目再燃

株式市場 銘柄

■上場来高値の後の調整が一巡する期待

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東1)は15日、出直りを強めて始まり、取引開始後に7%高の2510円(168円高)まで上げて東証1部銘柄の値上がり率3位に入った。医療ビッグデータ関連サービスの大手で、14日の取引終了後に第2四半期決算(2017年1~6月累計・連結)を発表し、営業・経常・純利益とも前年同期比で黒字転換したことなどが好感されている。

 今12月期の連結業績見通しは従来予想を据え置き、売上高は前期比36.8%増の36.0億円、純利益は最高益を連続更新して同74.9%増の3.1億円、1株利益は16円34銭。株価は傾向的な上昇トレンドが続き、6月28日には2863円の上場来高値をつけた。その後は微調整となっているが、好業績が改めて確認できたとの見方があり、調整一巡感が強まる期待が出ている。(HC)

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