エヌエフ回路設計は午後もストップ高続く、「量子コンピューター」の報道に急反応

株式市場 銘柄

■文部科学省が10年間で約300億円と伝えられる

 エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は17日、後場もストップ高の1040円(150円高)買い気配で始まり、朝方から13時にかけてもストップ高気配を続けている。「文部科学省はスーパーコンピューターをしのぐ「量子コンピューター」を実用化するため、2018年度から10年間に約300億円を投じる方針」(日本経済新聞8月17日付朝刊)と伝えられ、関連銘柄とされて注目殺到となった。

 第1四半期(4~6月)の連結業績は7月27日に発表し、売上高が前年同期比12%増加した一方、営業・経常利益は前年同期比で赤字に転換した。しかし、株価はその後も底堅い相場を続け、8月初旬からは上値を試すような動きを見せている。スーパーコンピューターなどの先端的な技術に明るい投資家が注目しているとの見方で思惑買いも集まっているようだ。(HC)

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