アドアーズはVRドライビングシミュレータ「T3R Simulator」の販売代理店契約を締結

■プロユースのリアルなドライビングシミュレータ、8月18日より受注を開始

 アドアーズ<4712>(JQS)は、アイロックとの間で、同社が製作するVRドライビングシミュレータ「T3R Simulator」の販売代理店契約を締結し、8月18日より受注を開始する。

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 『T3R Simulator』は、アメリカ合衆国のモータースポーツ「NASCAR」シリーズに参戦している、現役のプロレーサー「古賀琢麻氏」が代表を務めるアイロックによって開発されたプロユースのリアルなドライビングシミュレータである。

 アドアーズが渋谷で運営するVRエンターテインメント施設「VR PARK TOKYO」では、オープンから7か月でついに50,000人目の来場客となる程、大盛況となっているが、提供するVRアトラクションの中でも、VR技術ならではの臨場感と実車さながらの挙動により、リアルなドライビングを体感できる『T3R Simulator』は、特に人気の高いアトラクションのひとつである。

 アイロック社では、本業との繋がりから、これまでも車両関係業者や研究施設等への販売・納入実績を多数有しているが、昨今のアミューズメント業界におけるVR需要の高まりを受けて、アドアーズのVRエンターテインメント施設への初導入・運用した経緯から、今後のアミューズメント施設向けの販売を、アドアーズが一貫して引き受ける販売代理店契約を締結するに至った。

 なお、今後、アドアーズを通じて販売するモデルは、実際に「VR PARK TOKYO」での運用を通じて得たフィードバックデータを基に、アミューズメント施設向けのハードな使用にも耐えられるようパーツ等の強化を図るなど、今回の『T3R Simulator』の販売代理を担うにあたってアップデートが行われている。

 T3R Simulatorとは、今までのレーシングシュミレータには無かった、プロフェッショナル・レーシングドライバーがトレーニングやセッティングを実施するプロユースな部分と、高級輸入車ショールームのようなアート・ファニチャーとして、存在感を放つ機能美を併せ持つシミュレータ。

 様々な車種の選択から細かなセッティング変更に加え、コース選択やコースコンディションまで設定できるなど、プロユースのシミュレータならではの特徴を多数備えており、車両が縁石に乗り上げた際の振動やタイヤのグリップ感、ハイドロプレーニング現象など、実車さながらの挙動をプレーヤーは全身で体感できる。

 さらに、乗り込む車両を外からじっくり眺めることができ、走行中の流れる景色が360度再現されるなど、従来の如何なるドライビングシミュレータやカーレースゲームとも異なる、VRならではのリアルなドライビングシミュレーションを体感でき、速度感や恐怖感に加え、ゲームとしての満足感・達成感も味わえるアトラクションとなる。

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