セレスが後場急伸、仮想通貨事業の子会社設立を好感

株式市場 銘柄

■持分法適用のビットバンクのサービスを利用して仮想通貨取引所を新規運営

 インターネットマーケティングなどのセレス<3696>(東1)は18日の後場、一気に急伸し、一時19%高の1563円(248円高)まで上げて約3週間ぶりに1500円台を回復した。ポイント獲得サイト「moppy(モッピー)」などを運営し、「仮想通貨取引事業等を行うことを目的とする、子会社の設立を決議」と発表し注目が集中した。

 発表によると、子会社の名称は株式会社マーキュリー(仮称)で、資本金は5000万円、設立は2017年9月(予定)、資本関係はセレスが100%出資する。

 同社は17年7月、国内大手の仮想通貨取引所を運営するビットバンク株式会社(以下、「ビットバンク」)を持分法適用関連会社とした。新会社は、ビットバンクの、仮想通貨取引所の新規参入事業者向けホワイトラベル提供サービス「bitbank for broker」を利用して、仮想通貨取引所の新規運営を開始する予定。ビットバンクからは、仮想通貨取引の運営ノウハウとともに流動性の提供を受ける予定。(HC)

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