【銘柄フラッシュ】エヌエフ回路設計など急伸しサノヤスは自動車侵入テロ防止の連想で高い

株式市場 銘柄

 21日は、東証1部の値上がり率1位がサノヤスホールディングス<7022>(東1)の15.8%高となり、車両侵入防止器具で世界的大手の英国企業の代理店ということでテロ対策需要などに思惑が広がったとされて今年3月以来の300円台を回復。

 東証1部の値上がり率2位はペッパーフードサービス<3053>(東1)の13.0%高となり、引き続き8月15日の売買を持って東証2部から同1部に指定替えになった上、8月16日に発表した7月の月次売り上げ動向などが好感されて連日高値。

 同じく3位は岡谷電機産業<6926>(東1)の13.0%高となり、地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」は電磁波が強力とされてノイズ対策技術などに注目とされて2015年以来の高値。

 ファステップス<2338>(東2)は仮想通貨交換業などを展開する連結子会社ビットワンに期待性が大とされて12.2%高と出直りを拡大。日本化学産業<4094>(東2)は非鉄大手を引き受け先とする第三者割当増資の後に期待が衰えず10.7%高と高値を更新。日進工具<6157>(東2)は9月8日の売買から東証1部に指定されて6.8%高。

 ビーロット<3452>(東マ)は東証1部への移籍要件を満たす目的で立会い外分売の実施を発表しストップ高の21.8%高。GAMEWITH(ゲームウイズ)<6552>(東マ)は「リネージュ2レボリューション」の23日配信開始などが好感されて7.3%高と出直り拡大。ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は7月初、がん治療にともなう疼痛緩和薬の日本国内における製造販売承認を取得し、あとは保険収載を経て発売と期待が再燃し7.0%高。

 エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は引き続き「量子コンピュータ」実用化への期待が衰えず3日連続ストップ高の22.4%高。ジャストプランニング<4287>(JQS)は発行株数の31.50%もの株式消却が好感されてストップ高の21.0%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る