
■事業展開に備えた資本政策
物語コーポレーション<3097>(東証プライム)は2月10日10時、自己株式立会外買付取引(ToSTNet-3)による自己株式の取得結果を発表した。同社は2月9日開催の取締役会決議に基づき、東京証券取引所において普通株式13万株を総額5億5445万円で取得し、同日中に取得を完了した。
今回の自己株式取得は、今後の事業展開に応じた機動的な資本政策に備えるためのもの。取締役会では取得株式数の上限を14万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合0.3%)、取得価額の総額上限を6億円と決議していたが、実際の取得は上限を下回る規模となった。
■自己株式取得を材料に年初来高値更新
株価は10日午前の取引で急伸し、前日比495円(11.61%)高の4760円まで上昇した。午前9時58分には4820円の年初来高値を更新している。前日に自己株式13万株、総額5億5445万円の取得完了を発表したことが買い材料視された。出来高は午前中だけで44万9200株と、前日の2倍近い水準に膨らんでいる。同社株は昨年4月の安値2960円から約6割上昇しており、機動的な資本政策への期待が株価を押し上げる形となった。PERは24.70倍、PBRは4.26倍と割高感が強まっているものの、自己株式取得による需給改善効果が相場を支えている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























