日本金属、マグネシウム合金箔の販売強化、次世代軽量材料をエコプロダクトに位置付け

■実用金属最軽量の特性生かし、環境負荷低減と製品性能向上を支援

 日本金属<5491>(東証スタンダード)は2月10日、次世代材料である「マグネシウム合金箔」を環境配慮型製品「エコプロダクト」と位置付け、販売を強化すると発表した。実用金属中で最軽量という特性に加え、優れた比強度や剛性、制振性を備え、軽量化と高機能化を同時に実現できる材料として、幅広い分野での活用を見込む。

 マグネシウム合金箔は、モバイルPCやスマートフォンに加え、市場拡大が期待されるXR機器への適用が想定されるほか、カーボンニュートラルを背景とした輸送機器の軽量化ニーズにも対応する。特に飛行する輸送機器分野での需要拡大を視野に入れている点が特徴だ。同社は独自のマグネシウム合金圧延技術を生かし、最薄0.044mmの極薄箔を量産できる体制を確立している。

 同社のマグネシウム合金箔は、長尺コイル供給による連続加工への対応、極薄でありながら厚板材と遜色ない強度と塑性加工性、優れた振動吸収性といった特長を備える。音響機器やモバイル端末のシャーシなどでの採用実績もあり、製品性能の向上に寄与してきた。今後は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」で掲げるビジョンの下、軽量化と高付加価値化を実現する材料提案を通じ、持続可能な社会への貢献を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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