パワーエックスが急騰、NTTアノードエナジーと蓄電池事業で協業検討開始

■保守連携を起点に蓄電インフラ整備を強化

 パワーエックス<485A>(東証グロース)は2月10日、NTT<9432>(東証プライム)傘下のNTTアノードエナジーと蓄電池事業における協業検討の開始を発表した。両社は2026年1月20日に基本合意し、蓄電システムの保守業務での連携を起点に、蓄電池事業拡大に向けた具体的な協業検討を進める。

 再生可能エネルギー導入の拡大により、系統蓄電所の重要性が高まる中、両社は全国8拠点の蓄電所でパワーエックス製蓄電システムを導入してきた実績を生かす。今後は、NTTアノードエナジーが約1700人の電気主任技術者を擁する保守体制を基盤に、迅速で安定した運用を目指し、国内の蓄電インフラ整備とカーボンニュートラル社会の実現に貢献する。

■NTTアノードエナジーとの連携期待が株価刺激

 株価は2月10日前場、前日比188円高の2421円まで急騰した。NTTアノードエナジーと蓄電池事業における協業検討開始を発表し、系統用蓄電システムの保守連携や事業拡大への期待が買い材料視された。出来高は200万株超に膨らみ、一時2546円まで上伸する場面もあった。もっとも、業績は赤字が続き、PBRは極めて高水準にある。足元はテーマ性主導の値動きであり、今後は協業の具体化や収益改善の進捗が持続的な株価上昇の鍵となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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