LIXILグループが高値に迫る、イタリア社売却を決議し業績見通しを増額

株式市場 銘柄

■出来高もここ1週間の一日平均を上回って売買活況

 LIXILグループ<5938>(東1)は21日、後場から急動意となり、14時過ぎに5%高の2938円(153円高)まで上げて年初来の高値2999円(17年3月)に迫っている。昼12時30分、イタリアの連結子会社Permasteelisa S.p.A.(ペルマスティリーザ社)の株式譲渡による特別利益と業績見通しの上方修正を発表。出来高もここ1週間の一日平均を上回って売買活況になっている。

 発表によると、保有株式の100%を中国を拠点に活動する企業に1億7400万ユーロ(約222億7200万円、貸付額などの差額を考慮後の株式譲渡価額・見込み)で売却する。クロージングの時期は未定。

 業績予想の上方修正は、3月通期の継続事業に係わる業績見通しの営業利益を従来予想の750億円から850億円に約13%増額し、当期利益も同じく468億円から590億円に約26%増額した。(HC)

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