キッコーマンは「乳酸発酵豆乳飲料の整腸効果」など注目され3日続伸

キッコーマン

■8月28~30日の日本食品科学工学会大会で発表

 キッコーマン<2801>(東1)は1日、3日続伸基調の出直り継続となり、取引開始後に3555円(110円高)まで上げて売買活発となっている。8月28日付で、「乳酸発酵豆乳飲料の整腸効果を確認」と発表。バイオ株として注目する投資家もあるようだ。

 発表によると、キッコーマン株式会社およびキッコーマンソイフーズ株式会社は、豆乳を乳酸菌で発酵させた飲料(乳酸発酵豆乳飲料)の整腸効果をヒト試験で確認した。この結果を第64回・日本食品科学工学会大会(2017年8月28日~30日、神奈川県藤沢市)で発表した。

 本日は9月1日ということで、値動きを「月足」で見ると、2012年から15年にかけて1000円台から4400円まで大きく値上がりし、その後は高値もみ合いを形成している。このもみ合いの振幅が徐々に縮小して「三角持ち合い」「ペナントフラッグ」を形成してきたため、遠くない時期に再び大きく動き出す可能性があるとされている。(HC)

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