シルバーエッグ・テクノロジーがストップ高、レコメンドメールに関する特許を好感

株式市場 銘柄

■ユーザーが電子メールを開封した時点で最も興味を持ちそうな商品の画像を表示

 AI(人工知能)によるWebマーケティング事業などのシルバーエッグ・テクノロジー株式<3961>(東マ)は12日、大きく出直る相場になり、朝方に一時ストップ高の2389円(400円高)まで急伸。11日付で特許取得を発表し、10時30分を過ぎても15%高の2280円(291円高)前後で出来高急増となっている。3ヵ月近く調整が続いてきたため、まずはリバウンド相場との見方があるが、過去の出来高分布からは2500円前後まで戻る余地があるようだ。

 発表によると、「メール開封時にレコメンド結果をリアルタイムに抽出し、メール上に表示することが可能なリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」に関する特許審決を受け」た。

 特許の概要は、「ユーザーが、画像データを含む電子メールを開封した時点で、そのユーザーが最も興味を持ちそうな商品の画像を、レコメンドとしてメール上に表示するもの」で、「電子メールを開封する直前までのユーザーの行動、例えば購買履歴およびWebページの閲覧履歴に基づく推奨情報、更には電子メールの送信後に情報提供が開始された推奨情報についても、リアルタイムに抽出してユーザーへ提示することが出来る」という。(HC)

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