【引け後のリリース】学究社、ミマキエンジニアリング、蔵王産業が昇格記念配当

引け後のリリース

■3銘柄とも3月13日の売買から東証1部または2部へ移籍

蔵王産業、ミマキエンジニアリング、学究社は20日の大引け後、各々東証1部または2部への昇格(指定替え・市場変更)の承認と、これにともなう記念配当の実施を発表した。

蔵王産業<9986>(東2)はビル清掃用機器などの輸入商社で、現在の東証2部から3月13日付で同1部に指定替えになる。これを記念し、平成27年3月期の1株当たり期末配当予想は、普通配当23円に記念配当4円を加え、合計27円に修正することを決議した。これにより、1株当たり年間配当金は既に実施済みの中間配当23円と合わせ、年50円ちょうどとなる予定とした。前期は年46円ちょうどだった。

ミマキエンジニアリング<6638>(JQS)は広告・看板要などのプロ向けプリンターで世界トップクラス。
現在のJASDAQ市場から3月13日付で東証1部または2部市場へ市場変更となる。これを記念し、平成27年3月期の期末配当金に1株当たり5円の記念配当を実施。この結果、平成27年3月期の1株当たりの期末配当金は、普通配当7円50銭と合わせ、12円50銭となる予定とした。中間配当を7円50銭実施済みのため、年間では20円ちょうどになる。前期は年7円ちょうどだった。

学究社<9769>(JQS)は小中学生向けの学習塾の大手で、都立中高一貫校の受験などに定評がある。現在のJASDAQ市場から3月13日付で東証2部へ市場変更になる。この記念として、3月期末の配当を、これまでの予想である1株当たり80円の普通配当に加えて20円の記念配当を実施する(同社は期末一括配当方式)。前期は80円だった。なお、同社は3月31日現在の株主を対象に1対2の株式分割を行うことを発表済みで、分割後の株数に順ずる場合は、1株当たり40円の普通配当に加えて10円の記念配当を実施することになる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る