【株式市場】マザーズ指数などは軟調だが日経平均はNYダウ最高値など好感され中盤から上げる

株式

◆日経平均の前引けは2万870円24銭(46円73銭高)、TOPIXは1696.03ポイント(0.89ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億7841万株

チャート11 11日(水)前場の東京株式市場は、円高を受けて自動車株などが総じて軟調に始まったが、NYダウの最高値更新などが好感され、株価指数の先物が再び上値を追う展開になった。主力株では、東京海上ホールディングス<8766>(東1)などの損保株が米国で発生したハリケーンによる損害額を公表したことで出尽し感などから反発。日経平均は10時過ぎから堅調に転換して11時過ぎに65円54銭高(2万889円05銭)まで上げて2015年以来の高値を連日更新した。前引けも46円73銭高(2万870円24銭)と堅調。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 住石ホールディングス<1514>(東1)が業績拡大期待の再燃や原発政策をめぐる思惑などから再騰し、9月29日上場のテックポイント・インク<6697>(東マ)マネーフォワード<3994>(東マ)が高い。ミクロン精密<6159>(JQS)は10日発表の8月決算と今期予想などが好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億7841万株、売買代金は1兆1574億円。1部上場2030銘柄のうち、値上がり銘柄数は847銘柄、値下がり銘柄数は1056銘柄となった。(HC)

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