藤倉ゴムが後場急伸、第2四半期の大幅増益と通期見通し増額を好感

株式市場 銘柄

■自動車用部品や液晶・半導体関連製品などの受注が想定より好調

 藤倉ゴム工業<5121>(東1)は9日の14時に第2四半期の連結決算(2017年4~9月累計)と3月通期見通しの大幅な増額修正を発表し、それまでの920円(3円高)前後から一気に12%高の1030円(113円高)まで上げて昨年来の高値を更新した。

 4~9月の連結売上高は前年同期比16%増加し、営業利益は同じく89%増加した。3月通期の見通しは、4~9月の上期に自動車用部品や液晶・半導体関連製品、ゴルフ用カーボンシャフトの受注が想定より好調に推移したことなどを反映させ、売上高は従来予想を5%引き上げて333億円の見込みとし、営業利益は同じく22%引き上げて22億円の見込みに、純利益は同じく31%引き上げて17億円の見込みに増額した。増額後の1株利益は72円66銭。(HC)

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