【株式市場】数日来の円高基調が止まらず日経平均は一時下げ幅200円を超える

株式

◆日経平均の前引けは2万2494円76銭(199円69銭安)、TOPIXは1788.46ポイント(19.68ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億6038万株

チャート10 15日(金)前場の東京株式市場は、ここ数日の円高傾向が継続したため株価指数の先物が先行安し、日経平均は軟調に始まったまま9時30分にかけて下げ幅が200円に迫った。みずほ証券による投資判断が出た日本水産<1332>(東1)などは高いが、NTTドコモ<9737>(東1)などの携帯電話3銘柄が軒並み大幅続落し、日経平均の前引けは199円69銭安(2万2494円76銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

15日、新規上場となったイオレ<2334>(東マ・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1890円を70%上回る3220円の買い気配。同じくHANATOUR JAPAN(ハナツアージャパン)<6561>(東マ・売買単位100株)は9時16分に公開価格を10%上回る2200円で初値が付き、その後2249円まで上げ、前引けは2023円。

 東証1部の出来高概算は7億6038万株、売買代金は1兆2647億円。1部上場2053銘柄のうち、値上がり銘柄数は351銘柄、値下がり銘柄数は1649銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る