【株式市場】材料株はけっこう強いが日経平均は一時314円安となり反落模様

株式

◆日経平均は1万9707円63銭(159円49銭安)、TOPIXは1406.22ポイント(0.46ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや減って9億7881万株

 3月11日(水)前場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)が高く始まった一方、ソニー<6758>(東1)は反落して始まるなど、再び下値を探る銘柄がみられ、日経平均は108円安で始まった。中盤は、米株価指数先物が夜間取引で安いとされ、日経平均は一時314円45銭安(1万9552円62銭)まで下押したが、前引けにかけては持ち直し、159円49銭安(1万9707円63銭)となった。

ジーンズメイト<7448>(東1)が連日大幅高となり、2月の月次動向が買い材料とされて直近の下げを完全に回復。菱洋エレクトロ<8068>(東1)は10日発表の1月決算などが注目されて活況高。中国工業<5974>(東2)は10時に発表した増配・自社株買い・株主優待の開始が好感されストップ高。ITBookHD<1447>(東マ)はグループ会社によるオンライン学習の無料提供が注目され活況高。

 11日新規上場のコンピューターマネージメント<4491>(JQS)は10時49分に4360円(公開価格2750円の58.5%高)で初値がつき、高値は4525円、前引けは3865円だった。

 東証1部の出来高概算はやや減って9億7881万株、売買代金は高水準を続け1兆5174億円。1部上場2165銘柄のうち、値上がり銘柄数は993銘柄、値下がり銘柄数は1099銘柄となった。(HC)

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