【株式市場】NY株急落など受け東証1部銘柄の96%が安くなり日経平均は一時603円安

株式

◆日経平均の前引けは2万2709円02銭(565円51銭安)、TOPIXは1824.07ポイント(40.13ポイント安)、出来高概算(東証1部)はやや増加し10億98万株

チャート12 5日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNY株式が雇用統計の発表を受けた金利上昇などによりダウ30種の665ドル安などと全面安になったため、株価指数の先物が前週末の夜間取引から先行安し、日経平均は353円安で始まったあとも下値を探った。四半期決算が好調だったソニー<6758>(東1)ホンダ<7267>(東1)は終始堅調だったが、東証1部とマザーズ市場は上場銘柄数の9割強が値下がりし、ほぼ全面安。日経平均も11時にかけて一時603円21銭安(2万2671円32銭)まで下押した。前引けも565円51銭安(2万2709円02銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 中で、生化学工業<4548>(東1)は第3四半期の大幅増益などが好感されて戻り高値を更新し、帝国ホテル<9708>(東2)は朝方に下押したが切り返して高い。介護ベッドなどのプラッツ<7813>(東マ)も四半期決算が好感されて上げ、セプテーニ・ホールディングス<4293>(JQS)は四半期決算が連日好感されて続伸。

 東証1部の出来高概算はやや増加し10億98万株、売買代金も多目で1兆8463億円。1部上場2065銘柄のうち、値上がり銘柄数は73銘柄(4%)、値下がり銘柄数は1974銘柄(96%)となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る