パシフィックネットが高値に接近、新たなデータ消去システムに注目集まる

株式市場 銘柄

■「ライフサイクルマネジメント」事業の出口に当たるサービスが一段と効率化

 パシフィックネット<3021>(東2)は22日の後場、一段と強含み、14時過ぎに6%高の1179円(63円高)まで上伸。3月13日につけた2006年以来の高値1294円に迫っている。19日付で、新データ消去システム「Secure Gate Ver1.0」の運用開始を発表。2月に米国で実績と信頼のあるサイバーセキュリティ製品の導入を発表したことと合わせて注目されている。

 発表によると、新データ消去システム「Secure Gate Ver1.0」は、たとえば、「これまで人の手で撮影していた記憶媒体の破壊画像もバーコードおよびOCR機能を有した専用カメラと対応プログラムにて、型番・シリアル情報がデータ化されるとともに画像も自動的に取得できるようになるなど」、記憶媒体のデータ消去作業を効率化させるとともに消去証明書発行を完全自動化する新たな業務システム。

 IT機器の導入から保守、運用、ニーズに沿った入れ替えまでワンストップで提供するLCM(ライフサイクルマネジメント)事業の出口でもあるデータ消去作業が一段と効率化することになる。(HC)

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