日本取引所グループは後場一段と強含む、業績・配当予想の増額を好感

株式市場 銘柄

■3月期末配当は前期比7円増の33円の見込みに

 日本取引所グループ<8697>(東1)は22日の後場、持ち直して始まり、14時30分にかけては一段と強含んで1905円(33円高)と出直りを強めている。昼12時に今期・2018年3月期の連結業績見通しと配当予想を全体に増額修正して発表し、3月期末配当は前期実績の26円、従来予想の24円に対し33円の見通しとしたことなどが好感されている。

 今3月期の連結業績見通しは、予想数値の前提となる通期の1日平均の売買代金・取引高について、最近の市況動向を踏まえ、営業収益は従来予想を9%増額して1200億円の見込みとし、純利益は同じく18%増額して500億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は93円26銭。(HC)

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