ファイバーゲートは公開価格の2.3倍で初値つく(上場2日目)

株式市場 IPO 鐘

■売上高31%増加の見込みなどの高成長が注目される

 ファイバーゲート<9450>(東マ、3月23日上場、売買単位100株)は26日の朝、2388円(公開価格1050円の2.3倍)で売買が成立し初値がついた。Wi-Fiソリューションサービスなどを行い、今6月期の売上高を前期比31%増加の見込みとするなどの高成長が注目されている。

 集合住宅や賃貸住宅など向けのレジデンスWi-Fi事業、および、商業施設などに向けたフリーWi-Fi事業を展開し、会社発表の今期・2018年6月期の業績見通し(連結)は、売上高が前期比31.1%増の36億5300万円、営業利益が同11.8%増の4億200万円、純利益は同15.0%増の2億4000万円、1株利益は63円38銭。

 初値はPER36倍になり、たとえばワイヤレスゲート(9419)のPER25倍前後などを上回ってしまったが、全体相場が前週末に続いて大幅安となった中で、需給面で圧迫感のない好業績の新規上場銘柄として注目されている。(HC)

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