【銘柄フラッシュ】カーディナルなど急伸しファナックは何と13%高

銘柄

 13日は、年金ファンドの株式保有割合の拡大や外国人投資家の買いに期待が強まり、機関投資家好みとされる花王<4452>(東1)が3.6%高となって高値を更新したほか、キッコーマン<2801>(東1)は1.4%高、ブリヂストン<5108>(東1)は0.6%高、新日鐵住金<5401>(東1)は2.1%高、キーエンス<6861>(東1)は5.7%高、NTTドコモ<9437>(東1)は0.4%高などと続々高値を更新し、日経平均と相関度の高いファナック<6954>(東1)は株主との対話窓口を設けると伝えられたことも好感されて13.2%高の急伸となって上場来の高値を更新した。

 三井不動産<8801>(東1)は3.9%高となるなど、大手不動産株は東京都心部のオフィス空室率20カ月連続低下などを好感して軒並み上昇。TASAKI<7968>(東1)は業績予想の増額修正などを好感して7.9%高となり、トプコン<7732>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を引き上げたと伝えられ11.9%高。

 昨年12月上場のスノーピーク<7816>(東マ)はキャンプ場施設の運営受託などで地方創生の政策関連株とされ、一時24.5%高まで急伸して上場来の高値を連日更新し、ULSグループ<3798>(JQS)はマイナンバー制度関連需要に期待とされて21.1%ストップ高となり、カーディナル<7855>(JQG)もマイナンバー制度関連とされて26.9%ストップ高。アルファポリス<9467>(東マ)はネット投稿小説の作品化でヒット続出とされて13.7%高と急伸した。

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