【株式市場】日経平均は257円高のあとも堅調に推移し反発

株式

◆日経平均の終値は2万1778円74銭(118円46銭高)、TOPIXは1729.36ポイント(10.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億2766万株

チャート13 13日後場の東京株式市場は、ルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)が一段とジリ高基調になるなど、半導体関連株が強く、首都圏のオフィスビル空室率の発表を受けて野村不動産ホールディングス<3231>(東1)は14時頃から一段ジリ高となった。ただ、米トランプ大統領がツイッターで「日本は長年にわたって通商でわれわれに大きな打撃を与えている」とコメントしたとロイター通信などが伝え、日経平均は前場の高値(257円07銭高の2万1917円35銭)を抜けずにもみ合った。前日比では反発。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、ビットコイン相場が高いと伝えられてマネックスグループ<8698>(東1)が一時一段高となり、パシフィックネット<3021>(東2)は非開示だった通期業績見通しの発表後に一段高。クラウドワークス<3900>(東マ)は「働き方改革」を追い風にグループ月間総契約額10億円突破などが注目されて一段高。伊豆シャボテンリゾート<6819>(JQS)は伊豆半島が世界自然遺産の候補となっていることなどが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算はオプションSQ算出に絡む売買が加わったが15億2766万株(前引けは8億2840万株)。売買代金は2兆4390億円(同1兆2939億円)。1部上場2082銘柄のうち、値上がり銘柄数は1368(同1150)銘柄、値下がり銘柄数は638(同848)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は海運、銀行、証券・商品先物、鉄鋼、非鉄金属、機械、金属製品、などとなった。(HC)

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