【株式市場】1ドル109円に円安進み日経平均は後場大きく持ち直す(14時50分現在)

株式

◆日経平均は2万2201円91銭(76円21銭安)、TOPIXは1767.13ポイント(2.62ポイント安)、

 25日後場(14時50分現在)の東京株式市場は、円相場が13時頃から再び1ドル109円台に入る円安基調となり、トヨタ自動車<7203>(東1)が堅調に転じてジリ高基調を強めているほか、大手銀行株も強く、日経平均は次第に持ち直し、前場の高値を上回って49円34銭安(2万2228円78銭)まで回復している。前引けは安かった東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は堅調転換している。

 後場は、JFEシステムズ<4832>(東2)が14時の決算発表を境に急伸。医学生物学研究所<4557>(JQS)は決算発表での今期予想などが注目されて急伸。一方、24日に公開価格の10.9倍で現行IPO史上最高倍率の初値をつけたHEROZ(ヒーローズ)<4382>(東マ・売買単位100株)は、後場も売り気配のままストップ安の3万5000円(7000円安)を継続中。

 25日は2銘柄が新規上場となり、ベストワンドットコム<6577>(東マ・売買単位100株)は後場も買い気配のまま、公開価格4330円2.3倍の9960円で買い気配。まだ初値はついていない。アイペット損害保険<7323>(東マ・売買単位100株)は10時45分に公開価格2850円を58%上回る4500円で初値がつき、その後4640円まで上げ、後場は4000円をはさんで一進一退。

 東証1部の出来高概算は11億9174万株(前引けは7億473万株)。売買代金は2兆477億円(同1兆2301億円)。また、東証33業種別指数は16業種(前引けは9業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、ゴム製品、食料品、建設、陸運、保険などとなっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る