インスペックは一時25%高、単月で過去最高の受注額など注目される

株式市場 銘柄

■来期の売り上げに計上の見込みとし期待集まる

 インスペック<6656>(東2)は26日、25%高の1432円(282円)まで上げて戻り高値を大きく更新し、13時現在も1320円(170円高)前後で推移。半導体パッケージ基板などの検査装置を手掛け、25日付で「大型受注に関するお知らせ(追加)」を発表。注目が強まった。

 発表によると、先に、4月19日付で、「大型受注に関するお知らせ」を発表し、これに続き、フレキシブル基板(薄くやわらかいベースフィルムと銅箔等の導電性金属を貼り合わせた基材に電気回路を形成した基板、略してFPC)向けロールtoロール型検査装置を複数台、合計金額4億円弱の受注を獲得した。前回と合わせ約10億円の受注を短期間で受注したことになり、本受注額は、単月における受注獲得額として過去最高額を更新した。来期(2019年4月期)の売り上げとして計上される見込みとしたため期待が集まっている。(HC)

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