【銘柄フラッシュ】ALBERTなど急伸しJMACSとアスカネットは空中ディスプレイで高い

株式市場 銘柄

 17日は、東証1部の値上がり率1位にユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>(東1)の14.6%高が入り、11日の決算発表に続き16日に中期計画を発表し、2012年3月期の連結営業利益50億円(18年3月期の実績は25.4億円)などとしたことが好感されて急反発。

 2位はオカダアイヨン<6294>(東1)の12.8%高となり、16日に日本証券アナリスト協会で会社説明会を実施したと伝えられておりアナリストの評価が上がった模様。

 3位はレノバ<9519>(東1)の12.6%高となり、経済産業省が16日にまとめた新たなエネルギー基本計画で再生可能エネルギーを将来の主力電源化するとされたため関連株として注目されたようで急出直り。

 JMACS(Jマックス)<5817>(東2)は16日付で空中にティスプレイが浮かひ上がる「非接触サイネージシステム」を発表したことが材料視されてストップ高の19.8%高。同じく空中結像空中結像プレートを実用化しているアスカネット<2438>(東マ)はフランスの国会議員で欧州評議会の副議長オリヴィエ・ベシュット氏が15日、同社を訪問し、6月1日よりフランス・アルザス地方に営業拠点を設置する調印式を行ったと16日付で発表し5.2%高。

 ALBERT(アルベルト)<3906>(東マ)は本日もトヨタ自動車<7203>(東1)との資本業務提携が注目されて2日連続ストップ高の21.6%高。コンヴァノ<6574>(東マ)は連続2ケタ増益の見通しなどが注目されて15.5%高と出直りを拡大。

 Shinwa Wise Holdings(シンワ・ワイズ・ホールディングス)<2437>(JQS)は再生可能エネルギー事業も手掛け、経済産業省が16日にまとめた新たなエネルギー基本計画で再生可能エネルギーを将来の主力電源化するとされたため関連株として注目されて19.9%高。ヒロセ通商<7185>(JQS)は15日に発表した3月決算の大幅増益などが注目されて連日大幅高の10.4%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る