31日上場のラクスルは一段高、初値9.7%高のあと18%高まで上げる(10時15分現在)

株式市場 IPO 鐘

■ネットで名刺やパンフレットなど注文する「ラクスル」など運営

 31日新規上場となったラクスル<4384>(東マ・売買単位100株)は、買い気配で始まり、9時16分に公開価格1500円を9.7%上回る1645円で初値が付き、その後、10時を過ぎては18%高の1770円まで上げて強いスタートとなっている。

 印刷・集客支援のシェアリングプラットフォームを中心とした印刷事業として、ネットで名刺やパンフレット、カタログ、ポスターなどの印刷を注文できるWebサイト「ラクスル」を運営し、また、物流のシェアリングプラットフォームを中心とした運送事業として、車両の手配などで荷主と運送業者を結ぶ「ハコベル」を運営する。

 会社側発表の今期・2018年7月期の業績見通し(個別)は、売上高が前期比37.0%増の105億1500万円、営業利益は黒字転換し、前期の約11億円の赤字から5000万円の黒字に、純利益も同じく12億円の赤字から600万円の黒字に転換し、1株利益は31銭の見込み。

 公開価格はPER48倍になり、比較対象銘柄としてはサンメッセ(7883)のPER40倍台などが挙げられている。(HC)

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