ベステラと資本業務提携するリバーHDが東証2部に3月24日上場

株式市場 IPO 鐘

■金属リサイクルなどで日本を代表するマテリアルリサイクラー

ベステラ<1433>(東1)と資本業務提携するリバーホールディングス株式会社(東京都千代田区大手町1、東京サンケイビル、以下「リバーHD」)が3月24日、東京証券取引所第二部(東証2部)に新規上場する。17日の夕方、東証が承認し発表した。銘柄コード番号は5690、主幹事・野村証券。

■1904年に創業、現在はグループ会社9社、関連会社2社で構成

 リバーホールディングスは、日本を代表するマテリアルリサイクラーで、事業別に5事業「金属リサイクル事業」「自動車リサイクル事業」「産業廃棄物処理事業」「家電リサイクル事業」「その他事業」を展開する。

■ベステラはリバーHDの株式250万株(発行済株式総数に対する所有割合14.59%)を保有

 沿革は、1904年に創業した鈴木徳五郎商店を祖とし、2007年にスズトクホールディングス株式会社を設立。2017年に現リバーホールディングス株式会社に社名を変更し、現在に至る。資本金は17.15億円。

 直近の資本金は17.15億円。グループ会社9社、関連会社2社で構成し、業績見通し(2020年6月期・連結、2月17日発表)は、売上高が302.59億円(前期比17.5%減)、営業利益が12.24億円(同11.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は13.88億円(同9.4%増)、1株利益は92円53銭。

 2019年9月、ベステラ<1433>(東1)、およびイボキン<5699>(JQS)と資本業務提携し、ベステラはリバーHDの株式250万株(発行済株式総数に対する所有割合14.59%、取得価額24億80,00万円)を譲り受けた。これにともない、リバーHDの議決権保有比率10%以上を保有する見通しになり、であることからベステラはリバーHDの主要株主に該当することになった。(HC)

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