イワキは第2四半期連結の発表と共に、中間、期末配当の上方修正を発表

■従来の固定配当型から、安定的でありかつ業績連動性を持たせた「純資産配当率(DOE)1.5%を下限とし、配当性向30%を目途」とする配当方針に変更

 イワキ<8095>(東1)は12日引け後、第2四半期連結の発表と共に、中間配当、期末配当の上方修正を発表した。

 18年11月期第2四半期連結業績は、売上高290億24百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益8億57百万円(同3.7%増)、経常利益9億10百万円(同0.3%増)、純利益6億17百万円(同28.8%減)となった。純利益については、前期にあった投資有価証券売却益などの特別利益2億95百万円が消えた影響で減益となった。しかし、売上高、営業利益、経常利益は前期を上回ったことで、堅調に推移しているといえる。

 また、同社では、配当方針を変更し、株主価値を考慮した資本政策等を勘案し、株主への利益還元の充実を図るため、従来の固定配当型から、安定的でありかつ業績連動性を持たせた「純資産配当率(DOE)1.5%を下限とし、配当性向30%を目途」とすることから、今期の中間配当を当初の3円から5円に上方修正すると共に、期末配当についても4円50銭から5円50銭へ上方修正し、年間配当10円50銭とすることも発表した。

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