サンコーテクノの第2四半期は太陽光発電関連の売上が不振で、株価は安値圏

■配当は年18円と3円増配を予定

 サンコーテクノ<3435>(東2)の第2四半期は、太陽光発電関連の売上が不振だったことから当初予想を下回り、減収減益となった。そのため、株価は安値圏で推移している。しかし、配当に関しては、18円と3円増配を予定している。

 第2四半期連結業績は、売上高79億26百万円(前年同期比6.0%減)、営業利益5億40百万円(同24.0%増)、経常利益5億13百万円(同25.5%減)、純利益3億28百万円(同26.0%減)となった。

 売上高に関しては、太陽光市場が上期のパネルの売上高が前期に比較して20%から23%減少したことから、太陽光関連の売上高が当初予想以上に減少したことにより、減収となった。

 利益面についても減収により、減益となった。

 セグメント別業績は、ファスニング事業の売上高59億35百万円(同8.6%減)、セグメント利益7億54百万円(同17.2%減)であった。
 機能材事業の売上高は21億83百万円(同1.0%減)、セグメント利益2億57百万円(同5.7%減)となった。

 第2四半期は当初予想を下回ったことから、通期連結業績予想も修正した。売上高は177億円(前期比0.8%減)、営業利益14億40百万円(同4.7%減)、経常利益14億円(同7.2%減)、純利益9億10百万円(同18.3%減)を見込む。

 今期の業績不振の主な原因となった太陽光関連については、来期の見積もり依頼が増えていることから来期は売上増が期待される。パネル設置予定の箇所は、全てが、斜面であることから、同社の機材が最も有効であるといえる。
 また、今期の新製品の売上比率が、前期の17%から21.6%へ上昇していることも明るい話題といえる。例えば、大林組と共同で開発した樹脂接着系アンカーボルトの更新工法は既に販売がスタートしている。また、太陽光パネルの架台を地面に設置するディー・アーススクリューからマルチスクリューが誕生し、高速道路などの立ち入り防止策の工事に採用されている。この他にも環境に優しいERPのe-シートクイックと接着剤のe-テクノプライマーとのセット販売を開始している。安全な製品であることから、家庭での普及も期待できる。

 今期は、太陽光関連の売上高が不振であったことから、減収減益で最高益更新とはならなかったが、鉄製品は全てタイ工場で生産し、コスト削減を図るなど、経営基盤は年々強固となっている。

 株価指標は、PER(予想)10.15倍、PBR(実績)0.97倍、配当利回り1.59%と割安。

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